スパイシーな香りの花

カレーバイン(ビグノニア)とは

ノウゼンカズラ科 「か」からはじまる植物 つる性植物

カレーバイン
この植物の育て方
科名
ノウゼンカズラ科
学名
Bignonia capreolata
別名
ツリガネカズラ カレーカズラ
原産地
北アメリカ東部~南部
大きさ
つる長 ~10m
開花期
4月~5月
難易度
★★☆☆☆(そだてやすい)

こんな植物です

北アメリカ東南部の湿り気のある森林に自生するつる性の花木です。正式な名前はビグノニア・カプレオラータと言います。属名のビグノニアは17世紀の司書・植物学者のビニヨン(Bignon)に由来します。種小名のカプレオラータ(capreolata)は「巻き付く」という意味です。その他にも、ビグノニア属は中南米を中心に北アメリカ、東南アジア、アフリカ、イギリスと幅広い地域におよそ80種が分布しています。

本来は常緑ですが日本では寒さで葉が落ちることもあり、半常緑つる性花木として扱います。 非常に生育旺盛でつるは10mほどに伸び、巻きひげを出して他のものに絡みついたり、つる同士がお互いに絡み合ったり茎にある吸着根で壁などにくっついてよじ登っていきます。その特性を活かして棚仕立てや壁面緑化に利用されます。

花はラッパ型で外側が赤褐色、内側が暗めの黄色で名前のとおりカレーのようなスパイシーな香りがします。色も何となくカレーっぽいです。バインはつるのことです。正式な和名は「ツリガネカズラ」で、ラッパ型の花がぶら下がるように咲くところに由来します。花付きの非常によい木で満開時はつるにびっしりと花が咲き、大株のものは壮観です。

全く別の植物ですがカレーの香りつながりで、茎葉に香りをもつカレープラントがあります。


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