サルビア・グァラニティカの育て方
- 科名
- シソ科
- 学名
- Salvia guaranitica
- 別名
- メドーセージ
- 原産地
- 南米
- 大きさ
- 60cm~1.2m
- 主な開花期
- 4月~11月
- 耐寒性
- ややよわい(霜・凍結注意)
- 難易度
- ★★☆☆☆(そだてやすい)
こんな植物です
ブラジル、パラグアイ、ウルグアイ、アルゼンチンなど南米に広く分布するサルビアの仲間で、毎年花を咲かせる多年草です。メドーセージの名前でもよく出回っています。
主な開花期は春から秋です(期間中、途切れることもあります)。花色は青色が強くかかった濃いすみれ色のものが基本ですが、淡いブルーの花を咲かせるものもあり色幅があります。花の長さは4cm前後で先端は大きく口を開いたような姿になっています。サルビアの中では1輪の大きさが比較的大きいです。花穂の長さは20cm前後で、10数輪が一方向に並んで咲きます。
草丈は60cm~1.5mと大型で、よく地下茎を出して横にもよく茂るので地植えにする場合はスペースをよく考えましょう。
育て方
- ・日当たりの良い場所で育てます
- ・草姿が乱れたら生育期に適宜切り戻します
- ・大きく茂るので、植え場所をよく考えます
●ポイント
栽培カレンダー
主な作業の適期
植え付け | 4月下~5月 |
---|---|
切り戻し | 生育期なら随時 |
肥料 | 春~秋の生育期 |
日常の手入れ
切り戻し
丈が高くなった茎や倒れて邪魔な茎は短く切り戻します。切り戻しは生育期なら随時可能です。伸びた枝の先端に花を付けるので、花が咲き終わった枝から切り戻してもよいでしょう。混み合って風通しが悪くなったら、間引くような感じで茎を付け根から切り落としてもよいです。枯れてしまった枝は冬に切ってしまってもよいです。
支柱立て
茎が細い場合は、開花時期に倒れやすいのであらかじめ支柱を立てておきます。
日当たり・置き場所
日当たりの良い場所で元気に育ちます。半日陰の場所でも育つのですが、極端に日当たりが悪いと花付きが悪くなったり、茎がひょろひょろになるので気をつけましょう。
本来常緑性の植物ですが、日本の冬の寒さで落葉し、春に気温が上がると株元や生きている茎から芽を出して復活します。
冬越しのポイントは地下茎や根を凍結から保護すること、茎を霜や寒風から守って枯らさないことです。ただ、ある程度の耐寒性はあるので平地や暖地なら特に防寒しなくても冬を越します。不安な場合は株元を腐葉土などで被うマルチングをし、鉢植えは寒風を避けられる場所に置きます。
水やり・肥料
鉢植えは土の表面が乾いたら水を与えるようにします。過湿にしないように気をつけます。
肥料は生育期間中、ゆっくりと効く肥料を少量与えます。さほど肥料はたくさん要りません。
かかりやすい病害虫
とくにありません。
植え付けと用土
水はけのよい用土が適しています。
ふやし方
株分けで増やすことができます。適期は4月中旬~5月頃です。
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