サルビア・エレガンス

葉をこするとパイナップルの香り

シソ科 「さ」からはじまる植物

サルビア・エレガンス
科名
シソ科
学名
Salvia elegans
別名
パイナップルセージ
原産地
メキシコ
草丈
1m~1.5m
主な開花期
10月~12月

こんな植物です

〔〕内は学名、S.はSalviaの略。

メキシコなど中南米に分布する低木性のサルビアです。エレガンスは「優雅な」と言う意味です。葉っぱを軽くこすると爽やかな甘酸っぱい香りがするため、パイナップルセージとも呼ばれます。庭植えや鉢植えのほか、葉っぱはポプリやお茶などにして楽しめ、ハーブとしての一面も持っています

見た目

草丈は1m~1.5m、地下茎を伸ばしてそこから芽を出して1株で60cmくらいの範囲に茂ります。1日の日長が一定の時間より短くなるとそれに反応して花芽を付ける短日植物で、秋が深まる頃から冬が始める時期にかけて花を咲かせます。花はやや細長くて長さ4cmほどになります。色は目の覚めるような緋色で目を惹きます。

品種

’スカーレット・パイナップル’と言う品種が広く親しまれており、単にサルビア・エレガンスもしくはパイナップルセージというと、この品種を指すのが普通です。これ以外には、草丈が50cm前後と小型の’ハニーメロン’もよく知られています。


育て方メモ

生育旺盛で病害虫も少なく比較的育てやすいですが、よく茂るので地植えはある程度のスペースが必要です。日当たりと水はけのよい場所でよく育ちます。ある程度の耐寒性はあり通常0℃以上あれば冬越しできますが、凍結や霜・寒風に注意します。伸びすぎた枝は花後か春に短く切り戻します。根がよく張るので、鉢植えは1~2年に1回植え替えましょう。

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