- 科名
- アオイ科
- 学名
- Hibiscus moscheutos
- 別名
- クサフヨウ
- 原産地
- 北アメリカ
- 大きさ
- 高さ1m~2m
- 開花期
- 7月~9月
- 難易度
- ★★☆☆☆(そだてやすい)
こんな植物です
北アメリカ原産、冬を越して毎年花を咲かせる宿根草(しゅっこんそう)で、草丈が1m-2mになる大型の草花です。主な開花期は7月-8月で大輪のハイビスカスのような花をつけます。咲いたその日にしぼんでしまう1日花ですが夏の間は次々につぼみができて開花します。
代表的な園芸品種に、日本で改良された「サウザンベル」があります。サウザンベルは花の大きさは30cmに達する巨大輪種で、ピンク、紅紫、深紅、白に中心が赤などの花色があります。春にタネをまくとその年の夏から花を楽しむことができます。そのほかにも、草丈・花径とも比較的小柄の「ルナ」や「ディスコ・ベル」などの園芸品種が知られます。
同じヒビスクス属の近縁種と交雑しやすいようで、自生地ではでは姿の微妙に異なる変異が多く見られます。よく知られるものにモミジアオイとの雑種があります。その他の仲間(ヒビスクス属)にハイビスカス やフヨウがあります。
名前の由来
属名のヒビスクスは「エジプトの神イビスに似た」という意味だとされていましたが、ギリシア語のヒビスコス(アオイ属)に由来すると言う説もあります。