ユウギリソウの育て方
キキョウ科 学名:Trachelium caeruleum 用途 地植え 鉢植え 日本では主に切り花用に栽培されています。葉のフチにはノコギリのようなギザギザがあり、見た感じはアジサイの葉を少し細くしたような感じです。2mmくらいの小さな花をたくさん付けます |
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開花期 |
植え付け |
肥料 |
季節・日常の手入れ ポイント
花が咲き終わったら花茎ごと切り落とします。咲き始めたら茎を適当な長さの部分から切って切り花として楽しむこともできます。
日当たり・置き場所
一年を通してよく日光に当てて育てます。暑さに弱いので、真夏はできるだけ風通しのよい温度の上がらない場所が理想的です。
霜や凍結にあうと枯れてしまうので冬はベランダや軒下などに置いて育てます。暖地では屋外で冬越しできます。
水やり・肥料
多湿を嫌います。水は土の表面が乾いてから与えるようにしましょう。一年を通して水やりはその調子で乾かし気味に管理しましょう。
肥料、特に窒素分が多いと葉が大きくなる上に茂って花付きが悪くなります。植え付ける際に土に肥料を少量混ぜ込んでおけば追肥は特に必要ありません。生育期に葉色や生育が悪い場合は
液体肥料を与えてもかまいませんが、回数は月に1から2回程度にとどめておきましょう。
用土
水はけがよければ特に土質は選びません。鉢植えの場合は赤玉土7:腐葉土3の割合で混ぜた土を利用します。地植えは肥沃な土の場所に植えると花付きが悪くなることがあります。
植え替え・植え付け
鉢植えの植え替え時期は3~4月です。鉢の底から根が伸びてきたり水をやってもなかなかしみこまないようであれば、鉢の中に根が張っている証拠です。軽く古い土を落として一回り大きな鉢に植え替えます。浅植えはあまりよくなく、株元が少し土に埋まるくらいの深さがちょうどよいのですが、あまり深植えになりすぎないようにしましょう。
ふやし方
タネをまいて育てることができます。初夏にまく方法と秋にまく方法があります。初夏(7月頃)にまくと夏の暑さで苗が弱ることがありますが、その点を超えることができれば寒さが来る前に株を大きくすることができ、晩秋に植え付けることが可能です。普通は暑さの過ぎた9月頃にタネまきを行います。タネは細かく扱いづらいのでまくときは気を付けましょう。乾かさないように管理すると1週間くらいで発芽します。
かかりやすい病害虫
茎やつぼみにアブラムシが発生します。早めに薬剤を散布して駆除しましょう。
まとめ
多湿を嫌います
肥料はひかえめのほうが花付きがよい
暑さ、寒さにやや弱い
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