ストレプトカーパスの育て方
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- 科名
- イワタバコ科
- 学名
- Streptocarpus
- 用途など
- 鉢植え
- 開花期
- 4月~6月 / 10月~11月
- 大きさ
- 高さ20cm~30cm
- 耐寒性
- ややよわい
- 難易度
- ★★★★★(むずかしい)
育て方
- ・土は適湿、湿度は高めを好む
- ・暑さに弱く、夏越しがポイント
- ・ハダニ・カイガラムシに注意
●ポイント
栽培カレンダー
主な作業の適期
植え替え | 5月~6月 |
---|---|
肥料 | 5月~6月 / 10月~11月上 |
日常の手入れ
花後の処理
花が咲き終わったら、花茎を切り落として株が疲れないようにしましょう。
夏越しがポイント
高温多湿が苦手で、夏は株が弱って花も咲かなくなることが多いです。夏をできるだけ涼しく過ごさせるのが、栽培のポイントです。
日当たり・置き場所
夏の暑さと強光線が苦手な植物です。30℃以上の高温が続くと株が傷んだり、腐ってダメになることがあります。
基本的に一年を通して直射日光を避けた室内で管理します。6月~9月の日差しが強い時期は明るい日陰で育てます(戸外の半日陰でも問題ありません)。熱がたまらないように、風通しのよい場所を選ぶのも大切です。
それ以外の時期は柔らかい日射しの場所が適しています。暗い日陰だと花付きが悪く、株も軟弱になってしまうので夏を除いて適度な日差しに当てることがコツです。暑さには弱い反面、耐寒性は比較的強く5℃以上あれば越冬できます。
暑すぎず寒すぎず、日射しも強すぎず、また暗くもなくと言ったようなニュートラルな環境でよく育ちます。関西平地の自然環境下では春と秋によく花を咲かせます。
水やりと肥料
土は適湿で、空気中が潤っているような環境を好みます。春と秋は土の表面が乾いたらたっぷり、夏と冬は控えめが基本になります。暑いと株が弱って水もあまり吸収しません。そんな状態で過湿にすると根が傷み、腐ることがあるので、夏は気をつけましょう。冬は寒さで生育がゆっくりになるので、土は乾かし気味に、水やりの回数を控えます。水やりとは別に、湿度を高めるためにときどき周囲に霧吹きなどで水を吹きます。
肥料は春と秋、元気に生長している頃に与えます。薄めた液体肥料を月2~3回与えます。
適した土
水はけのよい土が適しています。 赤玉土(小粒)6:ピートモスもしくは腐葉土1:川砂1 で混ぜた土や、市販のセントポーリア用培養土などが適しています。
植え替え・植え付け
植え替えの適期は春です。根の生長が早く、鉢の中が根でいっぱいになってしまうとそれ以上生長できない根詰まり状態になるので、一回り大きな鉢に植え替えます。
ふやし方
株分け、葉ざし、さし木で増やすことができます。
株分けは植え替えと同時に行います。葉ざしとさし木は6月~7月頃が適期です。
かかりやすい病害虫
害虫:カイガラムシ ハダニ
ハダニは気温が高くて空気が乾燥している環境でよく発生します、主に葉裏について吸汁します。ほおって奥と、どんどん増えていって株を弱らせるので、見つけ次第薬剤を散布して駆除します。
カイガラムシは茎に付着することが多いですが、薬剤が効きにくいので発生が少ない場合、こすり落として駆除します。