シザンサスの育て方
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- 科名
- ナス科
- 学名
- Shizanthus × wisetonensis
- 用途など
- 鉢植え
- 開花期
- 3月~5月
- 大きさ
- 高さ20cm~50cm
- 耐寒性
- ふつう(寒風注意)
- 難易度
- ★★★☆☆(ふつう)
育て方
- ・花に水をかけない
- ・開花株は冬の間、室内に置く
- ・多湿に弱いので水のやり過ぎに注意
●ポイント
栽培カレンダー
主な作業の適期
タネまき | 9月~10月 |
---|---|
肥料 | 11月~4月 |
日常の手入れ
摘心
苗から育てる場合、7~8cmの高さに育ったら芽の先を摘みます。そうするとすぐ下の芽が伸びてくるので、それもある程度伸びたら先端を摘みます。鉢の大きさに合わせてこの作業を数回繰り返すと、バランスよく茂った姿に整い、花数も増えます。この作業を摘芯と言います。摘芯をしないと横方向に広がらず、ひょろっとした草姿になりやすいので必ず行いましょう。
花がら摘み
枯れた花はこまめに摘み取り、株をキレイにしておきましょう。
日当たり・置き場所
日当たりのよい場所で育てます。日照不足になると、茎がひょろひょろに間延びしたり花付きが悪くなります。鉢植えを購入した場合、日によく当てないと花がすぐに落ち、葉が黄色く枯れることがあります。室内におく場合は日当たりのよい窓際がよいでしょう。栽培適温は10℃前後、あまり暖かいと茎が間延びするので、暖房の効いた室内は不向きです。
耐寒性はある程度あり、冬は霜や寒風を避ければ大丈夫です。苗ならベランダで充分冬越しできますが、花付き株は室内に取り込み、春になったら屋外に出します。
水やりと肥料
土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。過湿に弱いので水のやり過ぎに注意しましょう。花は水に当たると傷むので、開花時は気をつけます。
比較的肥料の好きな植物で、不足すると下の方から葉が黄色く枯れてきます。苗の時期から10日に1回、液体肥料を与えます。肥料は花が満開になる頃まで続けます。
適した土
水はけのよい土が適しています。赤玉土(小粒)4:腐葉土4:川砂2で混ぜた土など。
植え替え・植え付け
根が鉢底から出てくるくらい生育がよければ、一回り大きな鉢に植え替えます。
ふやし方
タネをまいてふやします。タネまきの適期は9月~10月、発芽適温は18℃前後です。タネは非常に細かいので、鉢などにまいて下に受け皿を敷いて水を張り、底から吸水させます。タネは暗発芽性(光に当たると発芽が抑制される)なので、薄く土をかぶせて新聞紙などで覆いをします。1週間~10日で発芽するので、覆いを外して混み合ったところを間引いて、ある程度の大きさになったら小鉢に植え替えて育苗します。
かかりやすい病害虫
害虫:アブラムシ
春に暖かくなると茎葉やつぼみにアブラムシが発生します。見つけ次第駆除しましょう。
関連する植物
-
サルピグロッシス
ナス科 難易度★★★☆☆
サイケデリックな色彩の個性的な花を咲かせる、ペチュニアに近い草花。