育て方はこのページの下
- 科名
- キキョウ(ミゾカクシ)科
- 学名
- Lobelia
- 用途など
- 鉢植え 地植え
- 開花期
- 8月~9月
- 大きさ
- 高さ30cm~1m
- 耐寒性
- つよい
- 難易度
- ★★★☆☆(ふつう)
育て方
- ・湿り気のある土壌が適する
- ・肥沃な土でよく育つ
- ・タネでふやせる
●ポイント
栽培カレンダー
主な作業の適期
植え付け | 3月 / 10月~11月 |
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日当たり・置き場所
鮮やかな花色にするためには、日当たりのよい場所が絶対に必要です。日照不足になると、サワギキョウ独特の光沢のあるビロードのような美しい花色にならず、茎もひょろひょろと間延びします。
地上部は冬には自然と枯れて、地下に太い根茎が残ります。この根茎が凍らなければ簡単に越冬できます。北アメリカ原産種は冬にロゼット状の葉っぱを広げます。
水やりと肥料
自生地が流れのある水辺のため、湿り気のあるほうが好みます。水を与える際はたっぷりと与えましょう。新鮮な水に入れ替わることで、根の生育もよくなります。流れのない、水が溜まっているだけの環境はを嫌がるので、受け皿などに水を張って鉢を置いて吸水するなどの方法やあまりよくないです。
肥料を与えるとかなり草丈が伸びてしまうために、最初に肥料を土に混ぜておけば、追肥の必要がありません。肥料を少なめにすると育ちすぎず、野趣のあるサワギキョウらしい草姿を楽しめます。
適した土
水もちがよく、肥沃な土がよい。赤玉土か鹿沼土(中粒)5:ピートモス3:川砂1:堆肥1。
植え替え・植え付け
基本的に休眠期が適期です。厳寒期を避けて、休眠直後の11月か、新芽がふく直前の3月がよいでしょう。目安としては1~2年に1回は植え替えた方がよいでしょう。
ふやし方
地上部が枯れてしまったあと、地下茎についている芽をはずして(手で取れます)分ければ、その芽がまた一つの株になります。花のあと、タネが大量に採れますので、10月頃にとりまき(採種してすぐにまく)してもよいでしょう。
かかりやすい病害虫
害虫:ハダニ
夏~秋にハダニが発生します。葉の裏などから栄養を吸いとってしまうため、水を与える際は葉にもたっぷりと水がかかるようにします。そうすることでハダニの発生を抑えることができます。
関連する植物
-
ロベリア
キキョウ(ミゾカクシ)科 難易度★★☆☆☆
花色と形からルリチョウチョウ(瑠璃蝶々)という典雅な和名がありますが、あまり使われていません。