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ルバーブの育て方

ルバーブタデ科 学名:Rheum rhabarbarum 用途 露地植え 鉢植え
難易度 バー バー バー バー バー(そだてやすい)

耐寒性 バー バー バー バー バー(つよい)

シベリア南部原産の毎年育つ多年草です。ヨーロッパ、とりわけイギリスではポピュラーな野菜です。日本には明治のはじめに入ってきてショクヨウダイオウ(食用大黄)の和名もありますが、あまり一般的には食べられていません

栽培カレンダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花期
        バー バー バー          
タネまき
    バー バー バー              
肥料
バー バー バー バー バー バー バー バー バー バー バー バー

収穫・利用
フキのように太い葉柄を食用にします。葉柄が30cmほどに伸びた頃に収穫しますが、1年目はまだ細くて収穫に適しません。あまり採りすぎると生育に支障を来しますので一度の収穫で丸坊主にしないように気をつけましょう。

主に砂糖を加えて煮てジャムにします。味は甘酸っぱい。葉はシュウ酸が多量に含まれているために食用に適しませんが、銅やしんちゅうの研磨剤として利用されることがあります。

季節・日常の手入れ
葉が大きく、雨が降ったときに泥が跳ねて付着しやすい。泥が付くと病害虫にかかりやすくなりますので株元には敷きワラをしてドロ跳ねを防ぎましょう。

太くてしっかりした葉柄を収穫するためには春にできる花芽を早めに取り除きましょう

日当たり・置き場所
日当たりの良い場所を好むので、よく日光に当てて育てましょう。ただし夏の暑さには弱いので真夏だけは日除けをして直射日光を避けましょう。

冬になると生育しなくなりますが、寒さには強い方なので特になにもする必要はないでしょう。

水やり・肥料
過湿にすると根ぐされをおこして枯れてしまいます。土の表面が乾いてから水を与えるようにしましょう。ただし植えつけ直後の苗はたっぷりと水を与えましょう。

肥料は植え付ける前に土にあらかじめ化成肥料を混ぜ込んでおきます。追肥として1ヶ月に1回株元に化成肥料をばらまいておきます。2年目以降は肥料を控えめにして与える量を半分以下にします。肥料は生育を見て元気な場合も控えめにしましょう。

用土
水はけが良く肥沃な土が適しています。苗を育てたり、鉢植えにする場合は、赤玉土7:腐葉土3の割合で混ぜた土を使用します。植え付ける場所にはあらかじめ堆肥や腐葉土を混ぜ込んでおきましょう。

植え替え・植え付け
一度植えつけたら、株分けを行うとき以外は植え替える必要はありません。苗の植えつけの適期は春です。大きくなることを考えて他の植物とのスペースはじゅうぶん開けた方がよいでしょう。ルバーブを数株植える場合は1m間隔で植え付けましょう。

ふやし方
タネまきと株分けでふやすことができます。

発芽温度が22℃前後と非常に高いので、5月に入ってからまいた方が発芽しやすいでしょう。鉢や箱にまきます。2週間くらいで発芽するので、それまで乾かさないように管理します。発芽したら混み合っているところを間引いて、本葉が2枚のときに一度鉢に仮植えします。本葉が4~5枚のときに庭に植え付けます。庭に直接タネをまいて育てることもできます。その場合は一カ所に3~4粒を1mごとにまいていきます。

株分けは春に株を堀り上げ一株に根元の芽を1つ以上、太い根をできるだけたくさん付けた状態で切り分けます。

かかりやすい病害虫
病気:ウドンコ病 害虫:アブラムシ

ウドンコ病にかかると葉っぱの表面が白い粉をはたいたようになります。光合成を阻害したり、植物から栄養を奪って弱らせます。春と秋に発生しやすい病気です。

アブラムシは新芽や葉っぱ、茎などについて吸汁する害虫です。早めに駆除しましょう。

まとめ 
ドロはねに気を付けましょう
暑さに弱いので真夏は日除けします
土を多湿にしない

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