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レナンセラの育て方

レナンセララン科 学名:Renanthera 用途 鉢植え
難易度 バー バー バー バー バー(むずかしい)

耐寒性 バー バー バー バー バー(つよい)

開花時期は種によって異なります。葉の付け根当たりから花茎が長く伸びて枝分かれし、緋色やオレンジ色の花を咲かせます。1輪の花は小さめですが、一度にたくさんの花を咲かせます

栽培カレンダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花期
種により異なる
植え付け
          バー バー バー        
肥料
      バー       バー      

季節・日常の手入れ
花が枯れてきたら花茎の根元から切り取ります。完全に花が枯れるまで花茎をつけておくと株が消耗する原因になります。

日当たり・置き場所  ポイント 
ランの中でも特に日当たりの良い場所を好むので日除けは一切必要ありません。一年を通して直射日光に当てて育てましょう。直射日光下でないと花が充分咲きません。5月~10月は屋外の良く日の当たるところで栽培して丈夫な株にしましょう。

寒さには非常に弱く冬でも15℃以上の気温が必要です。気温が10℃くらいまで落ちると生育が衰えるだけではなく、株が寒さで傷んでしまいます。かろうじて冬が越せても花を咲かせるのは難しいでしょう。一年を通して高温の環境を作る必要がありますので冬越しには最低でも室内温室、できるならば加温・過湿設備が必要になります。室内に取り込むだけでは少しツライでしょう。

水やり・肥料 ポイント
根が空気を好むので普通は植え込み材料を使用せずに育てます。ですから水のやり方も少し特殊で、根、葉、植物全体に水がかかるように噴霧器やジョウロで与えます。高温多湿を好みますのでこまめに水やりは必要です。春と秋にかけては1日に1回くらい、夏は1日に2~3回水をやります。冬も温度をできるだけ高く保ち水やりを欠かさないようにします。開花中は花に水がかからないように注意しましょう(花が傷むので)。

肥料は4~10月に通常草花に与える2倍の薄さの液体肥料を水やりと同様のやり方で行います。冬も気温が15℃以上保てて、根が生長していたら(生長している根は先端だけ緑色になっています)同様に肥料を与えます。肥料を与える間隔は2週間に1回です。

用土
鉢植えにする場合に、湿度を多少保つためと、鉢と株を固定させるために角切りにしたヘゴ材を株と鉢の隙間に詰めることはありますが、根が空気を好むので植え込み材料を使用せずに植え付けることが多いです。レナンセラは木枠のバスケットの中に根を丸めてすっぽりと収めて育てる方法が一般的です。水ゴケなど植え込み材料を使用すると根ぐされをおこしてしまうことがあります。

植え替え・植え付け
株が大きくなってきて鉢や木枠のバスケットの中が根でいっぱいになってしまったら一回り大きなものに植え替えを行います。木枠バスケット植えの場合は根が枠にからまっていることが多いので、できるだけ根を傷めないようにていねいに取り外して植え替えましょう。株と鉢が安定せずにぐらぐらするようでしたら隙間に角切りのヘゴ材を詰めるかヒモで鉢と株を固定しましょう。ひもの場合は安定したらはずします。植え替えの適期は6月~8月です。

ふやし方
株分けでふやすことができます。株分けの適期は6月~8月です。茎の途中からも根がたくさんでてくるので根を3本以上、葉っぱが3~5枚ごとに茎を切ります。鉢にヘゴ材の角切りを入れてそこに株を固定して育てると1ヶ月くらいで葉の付け根から新しい芽が出てきます。下の方の葉が落ちて見苦しくなった株も同様の方法で株分けをして仕立て直しをします。

かかりやすい病害虫
とくにありません。

まとめ 
一年を通して直射日光に当てて育てる
越冬温度は15℃
冬でも生長していれば肥料を与える

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