レモングラスの育て方
イネ科 学名:Cymbopogon citratus 用途 露地植え 鉢植え 葉っぱにシトラールという香り成分を含み、レモンのような爽やかな香りをもちます。地際の茎のところが球根のようにふくらんでおり柔らかいので、薄く刻んで料理の香り付けなどに使われます |
栽培カレンダー
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
植え付け |
掘りあげ(地植え) |
収穫 |
ポイント
鉢植えもできるが、地植えの方が良く育つ
寒さに弱いので冬は室内に
数株植えるときは十分間隔をあける
季節・日常の手入れ ポイント
熱帯性の植物で寒さには大変弱い植物です。翌年も楽しむためには冬越しがポイントになります。
冬越しの手順
1.晩秋に株元から10cmほど残してばっさりと刈りこみます。
2.露地植えの場合は、周りの土ごと掘りあげます
3.掘りあげた株は大きさに応じて鉢に植えます
4.春に暖かくなるまで、室内の明るい場所で時々水を与えて管理します。
露地植えで掘りあげられない場合、刈りこんだ後、腐葉土などを厚めに敷いて防寒します。冬越しは目安として5℃以上です。
日当たり・置き場所
日当たりのよい場所で育てます。葉がよく茂って蒸れやすいので風通しのよい場所を選びましょう。熱帯性の植物なので夏の暑さでも充分耐えられますし、やせた土でもよく育ちます。
非耐寒性の植物なので、冬の寒さには耐えられません。冬越しに関しては「季節・日常の手入れ」を参考にしてください。
水やり・肥料
水やりは、表面の土が乾いたらたっぷりと与えるようにします。特に植え付け直後は根付くまで、たっぷりと与えます。冬でもからからに乾かさないように水を与えます。
肥料は植え付ける際に土にあらかじめ堆肥を混ぜ込んでおきます。勢いよく生長する時期(5月~10月)は、月に1回程度液体肥料を与えます。スタミナ切れを起こすと葉が細くなったり葉色が悪くなります。
用土
水はけが良ければ特に土質は選びません。鉢植えにする場合は赤玉土7:腐葉土2:川砂1を混ぜた土で植え替えます。
植え替え・植え付け
鉢植えは鉢中が根でいっぱいになったら植え替えます。それ以上大きくできない場合は、株分けをすると良いでしょう。遅霜などの心配がなくなる5月以降が適期です。
大きく茂るので、露地植えで数株植える場合、株と株の間隔は60cm以上あけます
ふやし方
株分けでふやします。一株を茎が3~4本ついた大きさにハサミやナイフを用いて縦に切り分けます。適期は気温の高い5月~10月ならいつでも可能です。植え替えついでに春にやってしまうと手間がかからないです。
かかりやすい病害虫
特にありません。
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