ネリネの育て方
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- 科名
- ヒガンバナ科
- 学名
- Nerine
- 用途など
- 鉢植え
- 開花期
- 11月~12月
- 大きさ
- 高さ30cm~90cm
- 耐寒性
- 0℃~5℃
- 難易度
- ★★★☆☆(ふつう)
育て方
- ・根がきゅうくつなくらいの方がよく育ちます
- ・過湿は厳禁、水のやり過ぎに注意します
- ・越冬温度は0℃~5℃を目安にします
●ポイント
栽培カレンダー
主な作業の適期
球根植え付け | 8月下~9月上 |
---|---|
肥料 | 10月 |
日常の手入れ
花が枯れてきたら、花茎ごと切り落とします。早めに切って、切り花として楽しんでもよいでしょう。乾燥気味のやせ地でよく育ちます。多湿とひどい寒さに気をつければ、比較的手間のかからない植物です。ポイントさえ抑えれば、放任気味のほうが元気に育ちます。
日当たり・置き場所
葉っぱを出して生長している時期(主に冬~春)は日によく当ててそだてましょう。霜や凍結には耐えられないので、冬はベランダや暖房の入れていない室内などで育てましょう。最低温度は0℃~5℃を目安にします。休眠中の夏は、雨の当たらない場所に置きます。
水やりと肥料
葉っぱを出している時期は、土が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。春になって葉っぱが黄色くなってきたら回数を減らします。葉っぱが枯れてなくなる休眠期は断水しますが、夏でも葉っぱを付けている半休眠タイプは、たまに土を湿らす程度の水をします。過湿は厳禁です。
やせ地に育つ植物で、肥料はあまり要りません。生育をはじめる10月頃に、少量の肥料を株元にばらまいておけば十分です。根や花の生長によく効く、リンとカリが多めの肥料が適しています。
適した土
水はけのよい用土が適しています。
植え替え・植え付け
植え付け
球根の植え付け適期は、休眠から覚めはじめる9月上旬です。寒さで株が傷むことがあり、休眠中は断水するので、場所を移動できる鉢植えが適しています。
3号鉢(直径9cm)に1球を目安にして、球根の肩から上が地面に出るよう浅めに植えます。少しアンバランスに鉢が小さく感じますが、ネリネは根が少しきゅうくつなくらいの方がよく育ちます。
植え替え
一度植えたら、あまり植え替えない方が毎年元気に育ちます。球根が増えすぎて手狭になったり、花つきが悪くなったら9月頃に植え替えます。基本的に3~4年はそのままでよいです。休眠に入っても基本的に掘りあげません。
ふやし方
ふえた子球を外して植え付けるか、花後にできたタネをまいて増やします。タネから増やす場合、発芽後4~5年で花が咲きます。
かかりやすい病害虫
多湿にすると白絹病や菌核病などの病気が発生します。また、センチュウの被害に遭うことがあります。