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ボケの育て方

ボケバラ科 学名:Choenomeles speciosa用途 鉢植え 露地植え 盆栽 生垣
難易度 バー バー バー バー バー(そだてやすい)

耐寒性 バー バー バー バー バー(つよい)

落葉低木で、中国原産のボケ、日本原産のクサボケ、その2種を掛け合わせた園芸品種などが「ボケ」として親しまれています。庭木の他、鉢植えや生垣、盆栽などに広く利用されます

栽培カレンダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花期
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植え付け
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剪定
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肥料(地植え)
バー バー                    
肥料(鉢植え)
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季節・日常の手入れ ポイント
短い枝がたくさんついて混み合ってくると日当たりや風通しが悪くなりますので11月~12月にかけて枝を切ります。枝を切る際に気をつけなければいけないことがあります。それは…

■花芽(丸みのある形をした芽)を切り落とさないこと
■葉芽(少しとがった形をした芽)もすべて切り落とさないこと

の2点です。当然花芽を切り落とすと花が咲きませんし、葉芽も全部切り落としてしまうと植物自体が枯れてしまうからです。伸びすぎた枝や細くて弱々しい枝は切り落としてしまってかまいませんが、それ以外の枝は葉芽を3芽ほど残して上を切るようにしましょう。葉芽と花芽は見た形が違うのでわかると思います。

日当たり・置き場所
一年を通して日当たり・風通しの良い場所で育てます。日本の気候によく適した植物なので、夏越し、冬越しに関しては特に行う作業はありません。冬に鉢植えを室内で観賞する場合は室内の良く日の当たる窓際に置くようにしましょう。

水やり・肥料
水切れに大変弱い性質があります。地植えにする場合は根付いてしまえば水やりは要りませんが、植え付けて直後の2ヶ月間と、真夏と冬に極端に乾燥する場合は、水やりをおこないます。鉢植えは水切れしやすいので注意が必要です。鉢土の表面が乾いてきたらたっぷりと与えましょう。特に夏場は乾きやすいので、油断しないように気を付けましょう。

肥料は地植えの場合、1月頃に油かすなどを与えます。鉢植えは花の終わった直後、6月、9月にそれぞれ1回ずつ計3回、粒状の化成肥料または、油かすと骨粉を混ぜて丸めたものを施します。

用土
水はけのよい土を好みます。庭植えにする場合は土にあらかじめ腐葉土をよく混ぜ込んでおきます。鉢植えにする場合は、赤玉土5:腐葉土3:川砂3の割合で混ぜた土を使用します。

植え替え・植え付け
地植えの場合は植え替えの必要はありません。鉢植えの場合は鉢の中が根でいっぱいになるので1年から2年に1回植え替えが必要です。行う時期は9月から10月で、まわりの土を半分くらい落として、古い根を3分の1ほど切りつめてから一回り大きな鉢に植え替えます。植え替え後は水をたっぷりと与え、落ち着くまで2週間は直射日光の当たらない場所で管理します。

苗を購入して庭に植え付けをする場合、適期は10月~11月、2月~3月です。ボケは土の中にいる細菌が原因で、根頭がん腫という治らない病気にかかりやすい樹木です。この時期に植え付けるのは、細菌の動きが鈍い冬のうちに根を十分に成長させ、動きが活発になる春までに病気に対する抵抗力を付けさせるためです。

生け垣にする場合は、40cm間隔で植え付けていきます。深植えしないように、植え穴は浅めにします。

ふやし方
さし木、根ふせでふやすことができます。適期はいずれの方法も9月から10月です。

さし木は枝先を10cmほどの長さに切り取って切り口を斜めに切り、水につけて1時間ほど吸水させて赤玉土を入れた鉢に挿します。

根ふせは植え替えする際に太めの根を5~10cmくらいの長さに切り取り、赤玉土の上に横に寝かせてその上に隠れる程度に薄く土をかけて明るい日陰で管理します。

かかりやすい病害虫
根頭がん腫病 赤星病 グンバイムシ

まとめ 
剪定は晩秋に行います
日当たりと排水の良い場所を選んで植え付けます
鉢植えも簡単にできます

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