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ピレアの育て方

ピレアイラクサ科 学名:Pilea用途 鉢植え
難易度 バー バー バー バー バー(ふつう)

耐寒性 バー バー バー バー バー(ややよわい:5℃以上)

熱帯、亜熱帯におよそ400種が分布し、日本には10種ほどが自生します。葉の美しい種が観葉植物として親しまれています。葉はタマゴ型で、縦方向に3本の葉脈がくっきり入るものが多いです

栽培カレンダー
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植え付け
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肥料
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季節・日常の手入れ ポイント
そのまま育てているとあまり枝分かれせずに茎が長く伸びていきバランスが悪くなります。ある程度茎が伸びた頃に先端の新芽を指先などでつまんで切り取ると、ワキからも芽が出て枝が伸びてくるのでバランスの良いまとまったかたちの鉢植えに仕立てることができます。この作業を摘芯と言います。
茎が長く伸びすぎた場合は思い切って半分くらいの長さに切ってしまいましょう。切り落とした茎は挿し木として利用することができます。適期は5~7月です。

日当たり・置き場所  ポイント 
春~秋は風通しのよい明るい日陰で育てます。強い日射しに当たると葉が焼けて、色褪せたり枯れることがあります。特に、真夏の直射日光には気をつけましょう。耐陰性があり、やや暗い日陰でも育てることができますが、日照不足になると間延びしてひょろひょろになるので気をつけましょう。

耐寒温度は5℃以上です。冬は室内の窓際など明るい場所で育てますが、窓際は非常に夜間冷えやすく、寒さに弱いピレアにとって好ましい環境とはいえません。余裕があるなら昼間は窓際、夜間は室内の奥に移動させるといいでしょう。また常に窓際に置いている場合、光の射す方向に向かって茎が伸びていって不格好になってしまうので、ときどき鉢の向きを180度変えてあげましょう。

水やり・肥料
土がある程度湿っている状態を好みます。水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。高温多湿の環境を好むので、夏は葉にもたっぷりと水をかけるようにします。冬はあまり生長せず、水も夏ほど必要としないので、土の表面が乾いて数日経ってから水を与えるようにしましょう。冬は乾かし気味に保つことが大切です。

肥料は5~9月に液体肥料を与えます。与える間隔は10日に1回です。市販の観葉植物用の置き肥など固形のものを使用する場合は月に1回の割合で与えます。

用土
水はけの良い土が適します。赤玉土(小粒)6:ピートモス(腐葉土でも可)3:川砂1の割合で混ぜた土か、市販の観葉植物の培養土を使用します。

植え替え・植え付け
鉢の中が根でいっぱいの状態(根づまり)になってしまうと下の方の葉が落ちてしまいます。そうなる前に植え替えが必要です。小さな鉢なら1年くらいで根づまりをおこしてしまいますので、鉢の底から根が伸びてきていないか(そうなっていると根づまり寸前のことが多い)を基準にして植え替えましょう。

鉢から抜いた株はまわりの土を3分の1ほど落として傷んだ根をハサミなどで取り除きます。伸びすぎて下葉が落ちてしまった茎や弱々しい茎もこのとき根元から5cmくらい残して切り落とします。その後、新しい用土で一回り大きな鉢に植え替えます。植え替えの適期は5~9月です。

ふやし方
さし木でふやすことができます。植え替えや仕立て直しの際に切り落とした茎を利用しましょう。新芽の付いた茎を5~6cmくらいの長さに切り(新芽も含めて葉の枚数が8枚くらい)一番下の2枚を取り除き、湿らした川砂に斜めに挿しておくと1ヶ月くらいで根が出て新芽も生長してきます。その後それぞれを鉢に植えて育てていきます。適期は5~9月ですが、20℃以上の気温が保てるならいつでも行うことができます。

かかりやすい病害虫
害虫はほとんど付きませんが葉や茎に白い虫がへばりつくように付くことがあります。これはカイガラムシという害虫で見つけ次第古い歯ブラシなどでこすり落としましょう。薬剤を散布して駆除することも可能ですが成虫になったカイガラムシにはほとんど効き目がありません。

まとめ 
強い直射日光に注意
耐寒気温は5℃~7℃。冬は室内で
夏の水やりはたっぷり、冬は控えめに

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ピレアとは
イラクサ科