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ユキノシタの育て方

ヒマラヤユキノシタユキノシタ科 学名:Bergenia stracheyi 用途 鉢植え 露地植え
難易度 バー バー バー バー バー(やさしい)

耐寒性 バー バー バー バー バー(つよい)

地面を横に這うように伸びる太い根茎から、うちわやしゃもじのように見える光沢のある大きな葉を出します。春になると花茎を長く伸ばして、その先に淡いピンクや白の花をまとめて咲かせます

栽培カレンダー
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花期
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植え付け
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肥料
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季節・日常の手入れ ポイント
花が枯れてきたら花茎を根元から切り落としましょう。下の方の葉が枯れてきたらこまめに取り除いて掃除してあげましょう。枯れた葉をそのまま付けておくと、株が蒸れたりカビが生える原因になります。

茎が伸びすぎて不格好になってきたら茎の先端を切り戻すと、茎の途中から芽が出てきてバランスのよい株になります。切り落とした茎は土にさしておくと根がでて新しい株として育てることができるので捨てないようにしましょう(詳しくは「ふやし方」の項で説明します)。

日当たり・置き場所
高温多湿と強い光線が苦手な植物です。あまり日射しが強すぎると葉が焼けて傷んでしまいますし、風通しの悪い場所なら高温で生育が衰えます。真夏は鉢植えなら半日陰の場所、地植えは必要ならよしずなどで日除けします。また、熱や湿気のたまらない風通しの良い場所を選ぶことも大切です。ある程度の日陰でも充分育ちますが花つきは悪くなります。日が全く射し込まないような日陰では育ちません。

寒さには非常に強く北海道でも外で栽培が可能です。特に防寒対策を行う必要はありません。

水やり・肥料
乾燥にもよく耐える植物で、逆に過湿にすると生育が悪くなります。鉢植えは土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。地植えは雨だけで充分に育つので、水やりを行う必要は基本的にありません。例外として日照りが続くような場合だけ与えます。

肥料はそれほど与えなくてもよく育ちます。与えすぎると茎が伸びすぎてだらしない格好になるので逆効果です。植え付ける際に土の中にゆっくりと効くタイプのものを混ぜ込み、追肥として同じものを開花中に1回株元にばらまきます。

用土
水はけがよければだいたい土質に影響されずによく育ちます。鉢植えの場合は赤玉土7:腐葉土3の割合で混ぜた土を使用します。地植えの場合、水はけの悪い場所は避けましょう。

植え替え・植え付け
植え付けは秋に行います。茎を横向きにして深さ2cmくらいの浅めに植え付けましょう。深植えは禁物です。茎は四方八方に伸びず常に一方向に伸びていく性質があるので鉢植えにする場合は新芽の伸びていく方向に充分スペースを空けて植えるようにしましょう。

ふやし方
根伏せでふやすのが一番簡単です。切り戻しを行った際の茎を3cm~4cmに切り、土の上に横に伏せてその上に1cmほど土をかぶせておくと根がでてきて生長していきます。このときに利用する茎は芽がついていなくてもかまいません。芽がついているものの場合は芽が地面の上に来るように植え付けを行います。芽の部分には土をかぶせません。適期は花後4月頃です。

かかりやすい病害虫
病害虫はあまりないですが、初夏~秋にかけてハダニが発生することがあります。

まとめ 
やや日陰の場所でもよく育ちます
長期間植えっぱなしでも大丈夫
茎が一方向に伸びていく性質があります

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ユキノシタ科