ベゴニア・センパフローレンスの育て方
シュウカイドウ科 学名:Begonia × semparflorens-cultorum用途 鉢植え 露地植え 豊富な色彩で、春から秋まで長期間花を咲かせ、草丈が低く株姿もキレイにまとまるなど利点が多く、花壇やコンテナ、寄せ植えなどに広く利用されています。ベゴニアの中でもっとも身近でよく見かける品種だと思います |
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開花期 |
植え付け |
肥料 |
季節・日常の手入れ
丈夫な植物なで、姿もよくまとまるので、取り立てて必要な手入れはありません。茎葉がよく茂って混み合ってきたら、風通しをよくするために、梅雨前に丈の半分くらいに切り戻すとその後の花付きもよくなります。
日当たり・置き場所
品種によって置き場所が若干異なります。普通の一重咲きの品種は強健で真夏の直射日光でも大丈夫ですので、一年を通して日当たりのよいところに置きましょう。
いっぽう、八重咲きの品種は夏の直射日光下では生育が衰えるので、午前中いっぱい日が当たり、午後からは日陰になるような場所が適しています。ですから、八重咲き種はあまり花壇植えなどにしないほうがよいでしょう。どの品種も耐寒性はあまりないので、鉢植えなどは軒下など霜が防げる場所に移動させたほうが安全です。室内は日当たりが弱いのであまりおすすめできません。
水やり・肥料 ポイント
水をやり過ぎて根を腐らせることがあります。多湿を嫌がり、すこし乾かし気味くらいで管理したほうがよく育ちます。葉が分厚くて内部にたっぷりと水を貯められるので、少々乾かしたところでしおれることはありません。乾くと葉の表面がぴかぴかと光沢を持ってくるので、水やりの際の目安にするとよいでしょう。
肥料はあらかじめ土にゆっくりと効く粒状の肥料を混ぜ込んでおきます。その後は絶え間なく花を咲かせるので追肥として一週間に1回程度の割合で液体肥料を与えます。
用土
水はけのよい軽い土 例:赤玉土(小)5 腐葉土またはピートモス3 バーミキュライト2。
植え替え・植え付け
植え付けの適期は3月下旬以降です。よく広がるので長さ65cm(普通の大きさのもの)のプランターなら4株くらいで充分です。逆に詰めすぎると梅雨時期に蒸れて根元から腐ることがあります。腐ってしまうと、手のほどこしようがないので気をつけましょう。
ふやし方
ケシ粒よりもさらに小さな小さなタネをまくか、さし木でふやせます。タネは小さすぎて扱いにくいですが、最近は特殊な素材でタネのまわりを大きくコーティングして扱いやすくしたものもあります(コーティング種子という名前で市販されていることも)。さし木は土に挿しておくと簡単に根付くので、こちらのほうが簡単です。たくさん植えたい場合はタネをまくことをおすすめします。
かかりやすい病害虫
春から秋にかけてアブラムシが発生します。早めに駆除しましょう。また、芽先を枯らすホコリダニが害虫が夏に発生することがあります。
まとめ
日当たりのよい場所に置く
高温多湿で蒸れることがありますので植えるときに詰めすぎない
茎が伸びる品種は切り戻しを行う
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