ハツユキソウの育て方
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- 科名
- トウダイグサ科
- 学名
- Euphorbia marginata
- 用途など
- 鉢植え 庭植え
- 開花期
- 7月~10月
- 大きさ
- 高さ60cm~1m
- 耐寒性
- ややよわい
- 難易度
- ★★★☆☆(ふつう)
育て方
- ・草丈を抑えるには摘心する
- ・水切れによる極端な乾燥に注意
- ・タネまきは気温が十分上がってから
●ポイント
栽培カレンダー
主な作業の適期
タネまき | 4月下~5月 |
---|---|
肥料 | 7月~8月 |
日常の手入れ
摘心
生長が早く、枝がよく伸びるため草丈を抑えたいときは先端の芽を摘んでわき芽を伸ばします。この作業を5月~7月に2回ほど行うと草丈も抑えられて、枝数も増えるため、ボリュームのある株に仕立てることができます。
支柱立て
茎は上の方でよく枝分かれして茂ります。頭の方が重くなりがちなので、丈が高くなり不安定な場合は早めに支柱を立てます。
日当たり・置き場所
日当たりのよい場所で育てます。日照不足になると葉色が鈍ることがあります。
水やりと肥料
水は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。乾燥にはある程度絶えますが、ひどく乾燥させてしまうと生育が極端に悪くなるので気をつけましょう。
肥料は植え付ける場所にあらかじめゆっくり効くタイプの化成肥料を少量混ぜ込んでおき、葉の色づく夏に同じものを少量追加として与えます。
肥料を少なめにして、水やりも水切れさせない程度のひかえめにすると、ある程度寸が詰まって草丈を抑えることができます。逆に肥料と水が十分だと大きく育ちます。
適した土
肥沃な土を好みますが、あまり土質を気にしなくてもよく育ちます。赤玉土7:腐葉土3で混ぜた土、草花の培養土など。
植え替え・植え付け
一年草で晩秋から冬には枯れてしまうので、一度植え付けたら植え替える必要はありません。
ふやし方
タネをまいて増やします。適期は4月下旬~5月です。25℃前後あればよく芽を出し、20℃以下では発芽しにくいです。根を傷めると、その後根付きにくいので、庭や鉢に直接まくか苗が小さい内に植え付けます。その後は摘心して枝数を増やしていきます。
かかりやすい病害虫
ウドンコ病 ハダニ
ウドンコ病は葉に白い粉のようなカビに覆われます。早めに殺菌剤をまいて駆除します。ハダニは気温が高くて乾燥した環境で発生しやすく、葉の裏について吸汁します。ほおっておくとどんどん被害が広がるので薬剤を散布して駆除します。