育て方はこのページの下
- 科名
- ラン科
- 学名
- Aerangis
- 用途など
- 鉢植え ヘゴづけ
- 開花期
- 種により異なる
- 大きさ
- 10cm~30cm
- 耐寒性
- よわい(13℃以上)
- 難易度
- ★★★☆☆(ふつう)
育て方
- 冬越しは最低13℃以上
- 冬以外は直射日光を避ける
- 空中湿度の高い環境を好む
●ポイント
栽培カレンダー
主な作業の適期
植え替え | 5月~7月 |
---|---|
肥料 | 4月~9月 |
日常の手入れ
空気中の湿度が高い環境を非常に好む植物なので、こまめに霧吹きなどで葉に水をかけてあげましょう。
日当たり・置き場所
原産地では、うす暗い樹の上などに自生します。春~秋は風通しのよい木陰などに吊り下げて育てるとよいでしょう。強い日差しは苦手なので、日の射す場所では遮光ネットをつかいます。遮光は春・秋30~40%、夏60~70%を目安にします。特に葉の広い品種は日焼けを起こしやすいので注意しましょう。
耐寒温度は13℃(できれば15℃)以上です。冬は室内に取り込み、窓越しの日光によく当てます。
水やりと肥料
通常の水やりも大切ですが、周辺の湿度を高く保つことも同じくらい大切です。春~秋の生育期は霧吹きなどで葉に水をかけたり、株まわりにも水をまいて湿度が高い環境をつくります。空気がひどく乾燥した状態では元気がなくなります。鉢の中を過湿にすると根腐れを起こしてしまうことがあるので、通常の水やりは植え込み材料が乾いてきてからにします。気温が低く湿度が高いと株が傷むので、冬は乾かし気味に管理します。
肥料は春~秋の生育期に月2~3回の割合で薄めの液体肥料を与えます。 湿度70~80%で気温が15℃以上保てると休眠せず冬でも根が生長するので水やりは通常通りに行い、ごく薄い肥料を与えてもかまいません(生長している場合、根は先端が緑色です)。
適した土
水ごけを用います。ヘゴ板やコルクに付けて栽培することもできますが、乾きやすいので水切れに注意しましょう。
植え替え・植え付け
5月~7月に植え替えを行います。植え替えの際は傷んだ植え込み材料や黒ずんだ根は丁寧に取り除きましょう。
ふやし方
株分けでふやすことができます。適期は5月~7月です。
強い日射しが苦手で強めの遮光をして育てるので、葉が軟弱になりがちです。その結果、葉にかびが生えて腐ることがあります。月1回~2回殺菌剤を散布して発生を予防しましょう。
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